全力怒涛のパリ観光②

前回のあらすじ!!

日本から遥々来てくれた「ゆめちゃん」とパリで合流し、1日目から怒涛のパリ観光をしたカームラたちは次の日もまた全力観光をしにパリの街へと向かったのであった…!

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前回のブログ

てことで今回も読んでいるだけで疲れる(?)「全力怒涛のパリ観光その2」のブログを書きたいと思います!

目次

全力パリ観光のモデルルート2日目

  1. 9時 ヴェルサイユ宮殿
  2. 12時 サント・シャペル教会へ
  3. 13時 オシャレなフランスおランチ
  4. 14時 軍事博物館
  5. 16時 エッフェル塔散策
  6. 18時 凱旋門へ

前回に比べるとボリュームが無さそうに見えますが、パリ観光2日目もしっかり20キロ以上は歩いています!なんなら前日に遅くまでミュージカルを見ていたので宿に帰宅したのは日付超えてましたし、この日も朝7時半には宿を出発してます(強豪校の合宿かな?)

朝イチでヴェルサイユ宮殿へ

さて、ヴェルサイユ宮殿はパリ市内から離れたところにあるため、駅からも多少歩くためパリ市内から1時間半くらいかかってしまいます(詳しいアクセスは他の人のブログ見てね)(他力本願)

コロナの影響によりパリの観光地では「ネットで時間指定入場を事前予約しろ」と推奨していますが、個人的には「ルーヴル美術館」と「ヴェルサイユ宮殿」以外は予約しなくても良いかな?という感じでした。

つまり「ルーヴル美術館」と「ヴェルサイユ宮殿」は予約すべきということです…!なぜなら入るだけですごく並ぶからです…!特に時間がないなら、ネットから時間指定の入場を予約しましょう!

ヴェルサイユ近くのパン屋で朝ごはん

ヴェルサイユ宮殿には9時からの入場で少し早く着いたため、近くのパン屋で朝ごはんを食べました。サーモンのキッシュとチョコのパンで5€ ほど!フランスのパン屋はどこも美味しいのでハズレがないです

ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿へ

9時になったので入場しました!朝イチでもやはり人が多いですね…

ヴェルサイユ宮殿
太陽に反射してキラキラしとる〜!
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿内部

2回目のヴェルサイユ宮殿ですが、豪華な部屋というより部屋の多さにびっくりします。宮殿には王族だけでなく貴族たちも住んでいたらしいので最大で5千人以上もの人が住んでいたとか…

しかも当時がトイレのシステムが発達していなかった為、宮殿は悪臭が酷かったとか…華やかさとは裏腹に、実際の当時の宮殿は凄まじそうですね…(現実はそんなもん)

ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユにあるチャペル
ヴェルサイユ宮殿
こういう部屋が無限にある
ヴェルサイユ宮殿 鏡の間
メインの「鏡の間」

ヴェルサイユ宮殿と言えば「鏡の間」!ここは前に来た時よりも空いているような気がしました。

個人的に「鏡の間」にある鏡が汚れているのが毎回気になるので

激落ちくんで掃除すれば良いのに…

と思うカームラでした。

さてこの「鏡の間」は当時は超贅沢品だった鏡を357枚使っていることで有名なだけでなく、歴史的瞬間に2回も立ち会っているのです。

1871年の普仏戦争の負けたフランス、敵国ドイツのヴィルヘルム1世の戴冠式をヴェルサイユで行うという「敵国である皇帝の戴冠式をわざわざ鏡の間で見させられる」という屈辱を味わったフランスさん

そして第一次世界大戦では、負けたドイツ君をわざわざヴェルサイユ宮殿に呼んで「鏡の間でヴェルサイユ条約」を署名させ、今度はドイツに屈辱を与えたフランスさん

もしあの時、鏡の間であり得ない金額の賠償金をドイツ課した「ヴェルサイユ条約」がなかったら、後のドイツにナチス政権は誕生していなかったのかもしれませんね…

歴史に「もしも」は存在しませんが、その「もしも」を考えるのって面白くないですか?!(歴史好きより)

そんなフランスさんとドイツ君のイザコザを見守ってきたのが、ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」なんですね〜(巻き込まれ事故のヴェルサイユ宮殿くん)

ヴェルサイユ宮殿 ルイ16世のお布団
ルイ16世の寝室

寝るところをこんなに豪華にしても意味なくない?寝るだけじゃん…

と庶民のカームラは思いました…

フランス革命前のフランスさんとは

富の98%を貴族が持っているのに税金を納めるのは貴族以外

という状態かつ貴族がこんなに豪華な宮殿で毎日パーティーしてたら、そりゃ庶民は激オコですわな!

まぁ実際、大した給料もらってないのに税金にほとんど持って行かれる今の日本人とあんまり変わりないのでは??

お金がないけど母数が多い所から徴税されるのは今も昔も変わらんというわけですな(ニートなのに毎月の納税額がやばくて泣きそう)

ヴェルサイユ宮殿 庭園
最後にお庭をチラ見

2年後にはここでパリオリンピックの「乗馬」の競技が行われるみたいですね…それは是非とも見に行かなきゃ…(?)

パリ セーヌ川
再びパリ市内へ

約2時間ほどヴェルサイユ宮殿を観光した後は、パリ市内に戻ってきました!

セーヌ川沿いには露店が開かれていて、オシャレなポスターや古本やお土産などが売られています(店によって値段がかなり異なる)

サント・シャペル
多少並んでいるサント・シャペル

次にやって来たには「サント・シャペル」です!3年前に来た時は全然並ばなかったのに、今回は15分ほど並びました(チケットが無い人はもっと並んでそうでした)

サント・シャペル
2回目のサント・シャペルも感動〜|
サント・シャペル
あまりにも細かすぎるステンドグラス

この教会は世界中のどんな人が見ても

Wow!すごい!ファンタスティック!

と思える「金で物を言わす」ならぬ「ステンドグラスで物言わす」教会です(?)

サント・シャペル
ちょうど日差しが差し込んできました

ちなみに細かすぎてよく分かりませんが、ここのステンドグラスは「旧約聖書」と「新約聖書」のストーリーが書かれているそうです(本当に細かすぎて分からない…)

教会のステンドグラスとは、ただ美しいだけでなく、当時文字が読めなかった人に対し

キリスト教ってよく分からないけど、なんかすごいかも…!

と思わせる効果もあったそうです。

つまりカトリックの教会がやたら豪華なのは

文字を理解できない人でもキリスト教の凄さを分からせるように豪華で荘厳な教会を作らなきゃ!

という教会側の意図があると思うと、このステンドグラスを見てなぜか感動してしまうのか、分かるような気がしますね〜

これってある意味、一種の「マインドコントロール」みたいなものを感じませんか?(都市伝説好きの血が騒ぐ)

識字率が低い時代に聖書を正しく読める人がほぼいないからこそ「いかにキリスト教を布教するか」という宗教の工夫を感じてしまうカームラでした。

サント・シャペル
にしても神々しいにも程がある…

「晴れた日のお昼ごろ」が一番綺麗に見えるそうですが、カームラたちは意図せずそのベストタイミングに訪問してました!(季節によってベストタイミングが異なるそうです)(ぶっちゃけいつでも綺麗だと思う)

13時 オシャレなフランスおランチ

クロックムッシュ
クロックムッシュ〜!

教会を見学した後は、目の前にあるレストランでお昼ご飯を食べました!パリ名物の「クロックムッシュ」「フレンチトースト」です!今回はちゃんとフランスっぽいものを食べてて偉い!

フレンチトースト
フランスで食べるフレンチトースト

ゆめちゃんと半分ずつ食べて13€ でした!

ノートルダム大聖堂
絶賛工事中のノートルダム聖堂

サントシャペルから少し歩くと噂の「ノートルダム大聖堂」が見えてきます。

カームラは3年前の2019年の2月にここを訪れましたが、その2ヶ月後にノートルダムで火災が発生してしまう事件がありました…(滑り込みで見れたカームラ)

出火原因が未だに不明(タバコの吸い殻説が濃厚らしい)ですが…2年後のオリンピックまでの再建を目指しているそうです!

いつ何時、貴重な建造物や遺産が見れなくなるかなんて誰にも分からないからこそ、見れるうちに行きたいものですね…(暇で時間があるニートが言っても説得力なし)

ちなみにですが、ロンドンのナショナルギャラリーにある「ゴッホのひまわり」ですが、ある環境団体によってトマトスープをかけられるという事件もこの間ありました…(参考サイト↓)

https://www.cnn.co.jp/style/arts/35194664.html

こちらもカームラが見に行った2ヶ月後に起こった事件です…(もしや私が見に行くと何かあるんか?)

やはりいつ何時、貴重な絵画や遺産が見れなくなるかなんて誰にも分からないからこそ、見れるうちに行きたいものですね…(ニートが言っても説得力なし)

14時 軍事博物館

パリ 軍事博物館
はじめて来た軍事博物館

こちらは今回はじめて来た「軍事博物館(通称アンヴァリッド)」です!カームラは前回来た時は存在すら知りませんでしたが、ゆめちゃんのリクエストでやって来ました!

パリ 軍事博物館
ナポレオンのお墓

大きい聖堂内には「ナポレオン」のお墓やフランスの名将たちのお墓があります。

パリ 軍事博物館
メインの武器の展示
パリ 軍事博物館
昔の銃のデザイン性が高い
パリ 軍事博物館
かっこいい〜!!

軍事博物館には、過去から現在に至るまでの武器がたくさん展示されているので、ミリタリー好きには堪らない場所となっています!

パリ 軍事博物館
世界各国の武器もある

ご丁寧に世界の武器も置かれていたので、日本の刀や鎧も置いてありました!

パリ 軍事博物館
かっこいい…(語彙力)
パリ 軍事博物館
急にあってびっくりしたやつ
パリ 軍事博物館
軍服コーナーもある〜!

武器の展示だけでなく、世界各国の軍服コーナーもありました!ヨーロッパの軍服だけでなく日本や他のアジア圏の軍服も展示してあって、かなりの見応えありました。

パリ 軍事博物館
展示されていたポスター

この軍事博物館、ただ武器が展示されていると思いきや、軍服や戦争に関する資料や戦術、第二次世界大戦の全貌 がかなり分かりやすく展示されていました。

中でもアウシュヴィッツ強制収容所に関するリアルな映像はかなりセンシティブでした…(無数の遺体がブルドーザーで運ばれるシーン等)

当時「悪の枢軸国」と呼ばれていた日本とドイツ、上のポスターのように、この2カ国は世界から「悪である」という認識をされていました。

もちろん戦争中に起きた出来事は、覆しようのない事実ですが、それは「誰にとっての都合の良い事実なのか」ということも考えると、少しだけ見えてくるものが違うかもしれません…(日本の戦後教育とか…)

パリの軍事博物館で大量の武器や軍服を見れるだけでなく、海外の博物館という新しい視点で戦争について考えることができました!(急に真面目)

16時 エッフェル塔へ

軍事博物館から歩いて15分でエッフェル塔前の公園に到着です!

エッフェル塔
遠くから見た方が綺麗〜!
エッフェル塔
エッフェル塔の真下

上に登るには「パリミュージアムパス」の管轄外なので、外観だけ拝みました!

エッフェル塔先輩は1899年に出来た高さ330mのタワーです。一方、我らが東京タワー君は1958年に出来た高さ333mのタワーです。

今から120年前によう建てたと思います…そして今でもご健在とは…

エッフェル塔
やっぱ遠くからの方が綺麗〜!

エッフェル塔はセーヌ川にかかる橋からが1番綺麗に見えますね!たぶん!

18時 さいごは凱旋門へ

凱旋門
存在感のある凱旋門

エッフェル塔から歩いて15分、本日さいごのイベントである「凱旋門」へやって来ました!

ちょうど日の入りタイムだったため、20分ほど並んでから凱旋門の上へと登りました。

凱旋門 展望台
ちょうど綺麗な時間に〜!
凱旋門 展望台
ライトアップエッフェル塔も見える

タイミングよく日が暮れて、エモい感じのパリ市内を見ることができました!

凱旋門
帰り道で見た凱旋門

こうして無事に「2日間の全力怒涛のパリ観光」は終わりました!最後まで付いてきたゆめちゃん!お疲れ様です〜!(ゆめちゃんも相当タフな子よ)

さて2日間パリを観光してて思いました…

パリ君、3年前に来た時よりかなり治安が良くなっておるな!?

3年前にサラちゃんとパリ観光した時は

パリ名物の囲い込みスリ集団(若い子が集団で囲んできてスリをする)

がいたのですが、今回は一度も見ていませんし、前よりゴミも少ないし、浮浪者も少なくなりました…!

どうやらパリオリンピックに向けて区画整理が進み、街の治安が改善されたとか何とからしいです。

とにかく、前回に比べてパリ観光しやすくなったと個人的に思いました〜!(ちなみに競馬の時に知り合った日本人は3人くらい財布スラれてた…)

以上!疾風怒涛のパリ観光2日間のブログでした!

2日間でパリ・ミュージアムパスを本気で使ってみたらいくらかかったのか!?

に関しては次のブログで上げてますので、そちらもよろしくお願いします!

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カームラ

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