【2022年最新】ギザのピラミッド観光コース

イランでは、現地のイラン人の友達と1週間も一緒に旅行してもらい、かなり甘やかされた日々を過ごしていたカームラは、ついに49ヶ国目となる「エジプト」へと入国しました!

イランからエジプトに行くまでもクウェート空港で20時間を過ごすなどのイベントがありましたが、そこはまた後日あげるとして、今回は「ピラミッド1日観光コース」について書きたいと思います!

目次

ピラミッド観光まとめ

  • 入場料 240EGP=1700円
  • クフ王ピラミッド内部 440EGP=3434円
  • カフラー王ピラミッド内部 100EGP=700円
  • チケット合計 780EGP=5800円
  • 支払いは現金のみ!
  • 所要時間 約4〜5時間
  • 疲労度 ★★★★☆
ピラミッドのチケット表
チケット売り場

「明らかに最近値上げしてますやん〜!」

紙で貼ってるだけのチケット表示ですが、カームラが事前にネットで調べていたモノも最新のチケット代は約300円は値上げしてます。

チケットの仕組みとしては、まず絶対に支払う必要があるのが「エリアチケットの1700円」で、そこから追加で各ピラミッド内部に入りたい人は課金してチケットを頼む感じです。

カームラは「クフ王」と「カウラー王」のピラミッド内部にも入りたかったので、課金しました。

なのでチケット売り場で

「クフ&カウラー チケットplease!」

と言って、カードで支払おうとしたら「CASH ONLY!」と言われて

「え?看板にカードOKって書いてあるけど?」

と言ったら、ボロボロに壊れているカードリーダーを見せられて「それなら無理だね…」となったので大人しく現金で払いました。他の方の情報でも「カードは使用不可!と言っていたので、たぶんずっと現金なのでしょう…

ピラミッド観光ルート

ギザのピラミッドの地図

ピラミッドへの入り口は2ヶ所あり「クフ王側」「スフィンクス側」となっています。今回カームラはスフィンクス側から入場したので

「スフィンクス」→「クフ王」→「カフラー」→「メンカウラー」→「パノラマビューポイント」→「スフィンクス」というルートで回りました

では、写真と共にピラミッド観光を紹介します!

ギザのピラミッド
はい、どーん!

スフィンクス側から入場した途端に見えるのがこれです!もう全部見えてます!

カームラ「すごーい!テレビで見たことあるやつだ〜!」

スフィンクス
スフィンクス先輩を横目に進んでいく

ちなみにこのスフィンクス、今はキリッとしてますが、実は首あたりの状態が悪い上に、バスなどの振動により「いつ何時スフィンクスの首がポロッと落ちるか分からない!」とも言われています。

このスフィンクスの姿を見れるのはいつまでか分からないというのも、時間と共に朽ちていく遺跡ロマンですね…(遺跡フェチ)

過去イチの客引きの嵐

クフ王のピラミッドまで
最初は歩きやすい道路

あとは道路沿いをひたすらピラミッドに向かって歩いていくだけなのですが…ただ歩くだけなのですが…ただ歩いているだけなのに…カームラはここで過去1の客引きの嵐に遭います…!!

客引き「ラクダ乗らない?」

客引き「馬に乗らない ?」

客引き「ガイドするよ!」

ですがこの程度の客引きならまだ可愛いもんです!(?) まだ歌舞伎町の客引きと同じくらいです!(?)

一番タチが悪いのは

客引き「そっちの道は違うよ!こっちが正しいルートだよ!」

客引き「そこは出口だよ!こっちだよ!」

という嘘か本当か分からない絶妙なことを言ってきて、ずっと付きまとってくるパターンがすごく多いんです!!この場合、早々に断らないと後から勝手に「チップ代」を請求されるのは目に見えているので

「OK!大丈夫!一人で行くから!バイバーイ!」

とちゃんと断っておかないと、客引きはいつまでも地獄の果てまでも付いてきます。

この付きまとう客引きパターンが多すぎて目の前のピラミッドに感動したいのに、イマイチ感動し切れなかったカームラでした。

ツアーではなく、観光客一人かつアジア人だとバレているからこそ良いカモなんでしょうね…(だが、甘いな…!カームラには通用せんぞ!!)

クフ王のピラミッド
だんだん近づいてキタ…!

そして、この辺りでIDをぶら下げた係員っぽい人が

「チケット見せて!このチケットはあの遺跡も見れるから案内してあげる!」

と言ってきて

「え、客引き…?いやでも係員のスタッフIDみたいの持ってるし…どっちなんだ…?面倒なことになる前に逃げよ!」

と思ったカームラは

「その遺跡は興味ないからいいや!バイバーイ!」

と言ったら

「俺はオフィシャルのガイドだ!ノープロブレム!」

と言いながら、IDを見せながら追いかけて来たので

「いや逆に怪しすぎ〜!やっぱ絶対客引きだわ…!!!」

と思い、その人から逃げました。

ピラミッドにいる客引きとは嘘か本当か分からないことを言ってくるのでタチが悪いです……

クフ王のピラミッド
クフ王のピラミッド到着!

そんな客引きをくぐり抜けて、ついにピラミッドの真下にやってきました!いや、あのデカすぎてもはや何を見ているのか分からん!( ?)

クフ王のピラミッド
いやーすごい(完)

朝8時の開園と共に入場したのでまだツアー客もいなくて(客引きはいっぱいいるけどな!)ピラミッド独り占めです!人気の観光地は朝イチに行くに限ります。

クフ王のピラミッド内部へ

クフ王ピラミッド内部へ
クフ王のピラミッド内部へ

まずは、ピラミッド内部に入ります!この写真で人と比べてみると分かると思いますが、このピラミッドがいかにデカいか…!

クフ王のピラミッド内部チケットだけで3400円も取られるので、余すことなく見たいと思います!

クフ王ピラミッド内部へ
やる気のない係員にチケットを見せる
クフ王ピラミッド内部
お〜!思ったより広いやんけ!
クフ王ピラミッド内部
え、身体90度に曲げないと無理やん!?

バレーボール部時代に腰を低くして移動する下半身トレーニングが死ぬほど嫌いだったカームラですが、まさにその時のトレーニングを思い出させるかのような体勢で5分ほど進んでいきます(次の日には筋肉痛になりました)

クフ王ピラミッド内部
やっと広いところに〜!
クフ王ピラミッド内部
這いつくばって行くんか?????

入り口から10分くらいで最後の難関です。さぁ、ここまでしていかないと辿り着かない場所とは…!?

クフ王ピラミッド内部
シンプルだな……()

「ここはサウナかな?」ってくらい大量の汗をかいた上に、人が多い密閉空間でどこか酸素も薄そうな所(閉所恐怖症の人は厳しそう)を頑張って進んできたわけですが、実際にピラミッドに内部に入り、玄室まで来たのに

なんかイメージと違う…地味…

ミニマリストの部屋じゃん…(?)

もっと壁画みたいのがバァー!ってあるんじゃないの???

と、思っている方々へ!カームラもそう思ってました。なのでピラミッド行った後にホテルに帰って本を読んで復習しました。

そもそも「ピラミッド=王家の墓」と思っていたのが間違いなんです!(カームラも行った後に知った)(事後学習タイプ)

じゃあ、ピラミッドって何なん?

実際のところハッキリと分かっていないそうなんです…!出た!古代ミステリー!

ネットでもピラミッドに関する記述や研究はたくさんあるので、調べれば調べるほど様々な考察が出てきますが、イマイチ確実な証拠がなさそうなのが現状です。

しかもこのピラミッド内部には、まだ未知の空間があるとも言われていて、ペトラ遺跡同様にまだ隠されている秘密があるようですね…!

カームラが実際にピラミッドに来て分かったことは

今から4000年前にこれを作ったのはすごすぎる!古代エジプトすごい!

ということだけです!

当時はコマツの重機もなかった時代なのに

これだけ大きな石を動かし、多くの人々をまとめて従事させ、言語や度量衡も統一し、労働力として人口調査行うなど、当時は超先進国家として君臨していたのが古代エジプトなんだなぁ〜

と思い知りました。そもそもピラミッド建設もナイル川が氾濫して農業ができなくなった時の失業対策としての公共事業だったとも言われています。

そもそもエジプトに「ナイル川」という川がなかったら、農業も発展せずに多くの人を養うのは無理だったので、エジプトは多くの人を統一してピラミッド建設するまでに至らなかったでしょう。

まさに「エジプトはナイルの賜物」ですね!(さて、誰が言った言葉でしょう!?)

ちなみに、私たちが今でも使っている「1年は365日」という太陽暦は、なんとこの古代エジプトから始まってます…!天文学もすごい…!

古代エジプトさーん!今でも太陽暦使ってますよ〜!今でもご健在ですよ〜!

ピラミッド
外に出るとたくさんの人が…!

ピラミッドの外に出ると、たくさんの観光客と客引きがいました。そして、その奥にはカイロの街が広がっています。

カフラー王のピラミッド
カフラー王のピラミッドへ

クフ王のピラミッドから次のピラミッドまでは歩いて10分程度です!実はピラミッド間の移動は「近そうに見えて意外に近い」です。

カフラー王のピラミッドへ
次はカフラー王の内部へ!

こちらは課金額700円で、先ほどのクフ王ほどの厳しさはないのでラクです!

カフラー王のピラミッド
こんな感じ
カフラー王のピラミッド
あー!1818年の人がラクガキしてる〜!

ここを見つけた当時の人が書いたものでしょう。何があるか分からない場所をライトだけ持って進んでここを見つけた時の感動はさぞすごかったでしょうね…ロマンあるわ〜!

カフラー王のピラミッド内部
屋根裏部屋みたい

このようにまだ発掘中の道もあるくらいなので、今後もピラミッドミステリーがどうなっていくか楽しみですね!

カフラー王のピラミッド
カフラー王のピラミッドとパシャリ

カフラー王ピラミッド裏には人が少ないので、スマホを置いて撮影してもスマホを盗られる心配はないです!

ピラミッドにいるラクダ
メンカウラー王ピラミッド近くにいる大量のラクダ

途中でメンカウラー王のピラミッドをチラ見した(疲れてきてる)後は、3つのピラミッドがよく見えるパノラマポイントへ向かいます!

ピラミッドパノラマビュー
人がたくさんいるから分かりやすい
ピラミッド3連番
左からクフ→カフラー→メンカウラー

さて、これにてピラミッド観光は終わりです!

パノラマポイントの後は再びスフィンクスのところに戻り、出口を出て目の前にあるのは…

ピラミッド前のケンタッキー
こんなところに…!?
ピラミッド前のケンタッキー
世界で一番ロケーションの良いKFC

ピラミッドを見ながらケンタッキーを食べるという世界で一番贅沢なファストフードを楽しんだカームラでした。暑くて疲れた身体で行って、冷房が効いている店内で飲んだコーラが最高に美味しかったです…!

ピラミッド観光自体は早く見れば3時間程度で終わりますが、写真を撮ったり日影で休憩などしているとトータルで4.5時間はかかります。

なにせ気温37度でしつこい客引きと戦いながらなので体力の消耗がすごいですので…(色々疲れる)

スフィンクス
カイロの街を眺めるスフィンクス先輩

さて、以上でピラミッド観光編は終わりますが、いかがだったでしょうか?

今回カームラはやたら「客引き」について書いてましたが、これは「観光で生きている国」では仕方のないことだと思います。ちょうど前回あげたペトラもそうです。

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古代エジプトとは3500年間もの間は世界のトップ大国として君臨していましたが、その後は異民族の侵入やアレクサンドロス大王の侵略、ローマ帝国やイスラム王朝の支配、ナポレオンの遠征、イギリスの植民地を経て、今も不安定な政権が続いています。

かつての古代エジプト数千年の栄光や繁栄は虚しく、今のエジプトは古代の人たちが残した偉大な建造物に胡座をかいて、世界中から来る観光客から金を巻き上げている様子が目に見えて分かるのが、現状のエジプトなんだな〜とカームラは思いました。

これは「エジプト人が悪い」とかいう問題でなく、国の産業が「観光業」に依存しすぎた結果だと思います。だからあんなに客引きが多いんだと思います…(多い上にしつこいもんな!)

ずっと来てみたかったピラミッドでも、エジプトが抱える観光問題をしみじみと感じてしまった次第でした!

色々思うところはありますが、ピラミッド観光を楽しんだカームラでした!(これもスマホをおいて一人で撮影)

ところで皆さん!いつもブログを見ていただきありがとうございます!お気づきの方もいると思いますがカームラのブログに広告がつくようになりました…!

カームラは素直なので率直に言うと…

「ブログを見たときの一回だけで良いので広告をクリックてくれるとカームラのお小遣いになるのでポチッとしてください…!」(※あんまり押すと不正アクセスになるので注意)

カームラのブログはあくまでも旅行記として書いているだけなので、ブログが見やすいようにあまり広告を貼っていません!

なのでいつも見てくださる皆様がお気持ち程度に広告をタップしていただけたらカームラは嬉しいです!(素直)

なぜこんなことを言うのかというと、これからヨーロッパに行くのに物価高がヤバいからです!ホテルなんて全部1泊5000円以上なので!また円安もヤバいし!ニートだし(死)

烏滸がましいのは百も承知ですが、どうかカームラがヨーロッパで毎食1ユーロのサラミ生活にならないよう、よろしくお願いします!(別にサラミだけでも生きていけるけど!)

以上!ピラミッド観光編でした〜!

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カームラ

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