みなさんは「死ぬまでに絶対に行ってみたい場所」はありますか?
これまでにカームラは行ってみたかったマチュピチュやウユニ塩湖などの場所は行って来ましたが、カームラが小学生の頃からどうしても行きたかった場所があります。
小学生の時にカームラ父が見てた「インディージョーンズ 最後の聖戦」を一緒に見た時から
幼き頃のカームラ「な、なにここ!?こんな所って世界に本当にあるの!?いつか絶対に行く!絶対に行くんだから!」
と幼き頃に夢見て、あれから約十数年…まさかニートになるなんて思っても見なかったカームラは
「ニートだから時間がある今しか行けなくない!? 今こそ念願のペトラ遺跡行ってやんよ‼️」
と思い、はるばるヨルダンの地へとやって参りました!!
最新のヨルダン情報に関してはまた別のブログであげますので、今回は「夢を叶えにペトラ遺跡にやってきたカームラのウキウキわくわくブログ」をお楽しみください!
話は変わりまして、このペトラに来る前に
最新の情報がほしいな〜最近ペトラ行った人いるかな〜
と思い、Twitterで検索していたところ
ん…?ぺ、ペトラに住んでる日本人がいる…!?
と思い、連絡を取ったところなんとペトラ遺跡を案内してくれることになりました!
ということで、JICAの活動としてペトラで広報担当をしているRYOさんと一緒に念願のペトラ遺跡へ行って来ました!
「世界一高い⁉️ペトラ入場料」
カームラ念願のペトラ遺跡なので、この際たとえ金額がいくらであろうとニートの貯金を崩してでもお金を払う所存でいましたが、
ペトラ遺跡の入場料は「9500円!」です
カームラは2日券を買ったので「10500円!」でした…!余裕でディスニーランド以上の金額です、いかがでしょうか?
「そこまでのお金を払ってまでの価値はあるんか?そこに価値はあるんか?(そこに愛はあるんか?)」
という気持ちにもなりますが、念願の場所を目の前にしたカームラに金額なんてもはや関係ありません。ちなみに一緒に来てくれたRYOさんは関係者なので無料で入れてました。
またクレジットカードは使えますが、手数料が200円くらいかかる上に係員によっては「現金のみ!」と言ってくる人もいるので、注意してください。
カームラも最初の人に「Only CASH!Go to ATM!」と言われて、別の人に聞いたら「クレカOK!」と言われました(どっちやねん、ちゃんとせい)
ペトラ遺跡の王道ルート!
- 入り口からエル・ハズネまで30分
- エル・ハズネから大神殿まで30分
- 大神殿からエド・ディルまで1時間
- 所要時間 「約6時間」
- 消耗する体力 「ヤバい」
まず、チケットが買えるビジターセンターで日本語のパンフレットをもらいましょう。適当にGoogle翻訳に通しただけの変な日本語じゃないちゃんとした解説が載っているパンフレットですので!
この日は朝の8時半からスタートして昼の2時半すぎにエントランスに戻りましたが、8月のペトラ遺跡はほぼ日陰のない直射日光と気温33度の中をずっと歩くので、体力の消耗がすごいです…この日も20キロ近く歩きました…
これ自然にできたん!?「シーク」
さあ高い高い入場料を払ったあとは、こんな道を10分くらい歩きます。
すると、グランドキャニオンのような場所になっていきます。ここは自然の力で形成された渓谷なのですが、水もなくて風もそんなに強くない場所で、どうやったらこんなに綺麗に人が通れるくらい道ができるのでしょう…
カームラ「あの…そろそろですか?」
RYOさん「いや、もう少しです(笑)」
カームラ「もうすぐですか!?」
RYOさん「ま、まだです!」
カームラ「こ、これは⁉️⁉️」
RYOさん「いよいよですよ‼️‼️」
カームラ「つ、つ、ついに‼️‼️」
念願のペトラ遺跡に歓喜
カームラ「うわ〜〜‼️あ〜‼️もう泣きそうです〜‼️わ〜!本当にここまで来たんだ…本当にあったんだ…ここに来たんだ…目の前にあるんだ…」
普段カームラはあまり泣かない女ですし、感動で泣くもこともあまりない薄情な人間ですが、この景色を見た瞬間はさすがにウルっときました…
自分でもこんなにグッとくるとは思いませんでしたが、見たい景色を自分の目で見ることができて感無量です!!
ペトラにくる前日に
「インディージョーンズの帽子みたいのを買いたいんですけど、お店知ってます?」
とRYOさんに聞いたところ
「ちょうど似たようなものがあるのでお貸しします!」
と言ってくれて、帽子を貸してくれました。憧れのインディーの場所でインディーの帽子を被れて嬉しすぎます〜!
カームラの感動は一旦置いておいて、ペトラ遺跡の歴史について
というのがペトラの歴史なのですが、都市伝説大好きのカームラがこんな平凡な解説で終わらせるわけがないので、もう少し踏み込んだ話をすると
- 「なぜ滅んだか分かってない」
- 「用途不明の施設が多い」
- 「いつできかは正式に分かってない」
- 「発掘作業がまだ2割程度」
シンプルに考えてみてください
「地震で壊滅的被害を受けた上に、1000年間も放置されてた遺跡がこんなに綺麗な状態で残るわけなくない!?」
いくら石という風化しにくい素材だとしても、ここまで完璧な状態で残っているのは奇跡です。
ちなみにこの遺跡、何の目的のために建てられたと思いますか?教会?お墓?「宝物庫」って呼ばれてるなら何かの倉庫?
答えは「分からない」です!YES古代ミステリー!
この遺跡に掘られている彫刻はギリシャ神話の神々です。
なのにここの伝説では「エジプトのファラオの宝ある」と言われているから「宝物庫」と言われている。
しかも、なぜか遺跡の1番上に「骨壷」があるのでお墓かもしれない…?つまりよく分かってないんです…これだけ立派なものを建てておいて用途不明っておかしくないですか…?
しかも遺跡のこの中には入れないのです…!ミステリーすぎる〜!(中に入れないのは単純に危ないかららしいですが)
ギリシャ様式の建物なのに、古代エジプトに関する伝説が残り、誰かも分からないお墓かもしれないミステリアスな建物でした!
ただでさえ、壮大な遺跡に圧倒されるのにミステリアスな要素が多すぎるのもまた、ペトラ遺跡の魅力を一層引き立たせてくれますね。
しかもペトラは発掘作業がまだまだ進んでないようなので、これからまた新しい発見があると思うと、考古学者になってみたくなりますよね〜!(軽率)
そんなペトラ遺跡は世界七不思議の一つとしても知られています。ナイスミステリー!
「ペトラ遺跡」と言えば、この建物がメインですし、ここまで平坦な道を歩いて30分くらいでたどり着ける場所にありますが、実はまだまだ見どころがあります!
「劇場」と「大神殿」
まるでカッパドキアのような景色が広がってます。(カッパドキア編まだあげてない)
カッパドキアは住宅だったのに対し、ペトラはここら一帯は「お墓」です。こんなにお墓いるかしら…
ここも一見はローマ風の劇場ですが、なんとここは「遺体安置所」としての役割もあったそうです…あまりにも用途不明すぎるな…なんかもう怖いんだけど…
こちらは普通の大神殿です。こちらは普通なので特に言うことはないですが、さっきのエル・ハズネみたいな綺麗な状態で残っている遺跡も良いですが、この大神殿みたいに半壊したままにしておくのも、時間の流れを感じることができてカームラは好きです。
さて、大神殿を越えたらいよいよ最後の難関です!ここから1時間かけて向かうのは「エド・ディル」です。
800段の階段とエド・ディル
カームラ「ここ結構キツイですね〜」
RYOさん「いい運動だわ〜」
ここまでよく来るんですか?
まさか!今回が2回目(笑)
炎天下の中、何回も来るところではないのは確かです(真顔)
カームラ「あれ〜‼️‼️ここもすごいじゃーん‼️‼️」
この「エド・ディル」は建物内部にキリストの十字架の跡が見つかっていることから「修道院」と呼ばれていますが、ここに来るまでに1時間かけて800段くらいの階段を登る上に、何故もまあこんな辺鄙なところをわざわざ修道院にした のかカームラには理解できないです…(写真はないですが、麓には普通にキリストの教会跡もあるので尚更ここに建てるのはおかしい)
疲れたカラダに鞭打って、もう少し上へと登ってみました!
この修道院がペトラ遺跡の一番奥です。なのでここまで来ればもうペトラは十分に堪能したことになります!カームラとRYOさん、お疲れ様です!
ペトラ遺跡は人類が残したミステリアスな遺跡を楽しめるだけでなく、あたりは壮大な自然にも囲まれているので、遺跡と自然を両方楽しむことができます。
カームラ「ペトラ最高でした…!」
RYOさん「ぜひもっとペトラ広めてください!」
でも実際ペトラって何もしなくても世界中から観光客来ますよね?
ペトラという強いコンテンツなので、広報として特段何かすることがないのが現状ですが…(笑) もっと日本人に来てほしいですね…!
来たくても日本から遠いのがネックすぎますね…
ペトラに限らずヨルダンの遺跡は日本人がたくさん関わっているので、まずはそこから宣伝したいですね!
以上で「カームラのわくわくペトラ遺跡巡りツアー」は終わります!
いかがでしたか?カームラのブログで少しでもペトラに興味を持ってくれたら嬉しいです!
ちなみにRYOさんに言えば、ペトラでインディーの帽子を貸してくれるそうなので、行く予定のある方はぜひRYOさんにご連絡を!
ペトラは2日券を買ったので、ペトラに関するブログはまた後日上げたいと思います。リアルタイムでは次の国「イラン🇮🇷」に向かうカームラでした!
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